テキヤの手伝いしてました

若い頃テキヤの手伝いをしていた頃の事を書こうと思います

テキヤの手伝いしてました116

今日はウチのテキヤ一家の寮の話


ウチのテキヤ一家の人間は


一部の人間を除き、みんな寮で暮らしていた


その寮は少し大きめな平屋という感じの


建物でかなり年季が入っている建物だった。



建物を入ると建物の中心に大きめなテーブル


や台所、テレビなどがあり


その部屋を囲むように


私達が住む部屋がそれぞれあった



私の住んでいた部屋は6畳ぐらいの部屋で


小さなテーブルと布団があり


なかなか良い部屋だったが


クーラーや暖房機器が無かったので


夏は暑いし冬は寒かった


特に冬場は暖房機器が無かったので


ダウンジャケットにニット帽をかぶって


過ごしていた


あと、カーテンを取り付ける所が


無かったので、外から丸見えだった。



トイレは和式トイレで扉のカギが


壊れていたため、ウンコをしている最中に


いきなり扉が開き、何度も


ウンコをしている姿を見られたものだ


洋式のトイレだったら、その姿を見られても


何とも思わないが


和式トイレの場合はトイレにまたがって


ウンコをしているので


その姿を見られるのはかなり恥ずかしかった



つづく

漫画 テキヤの手伝いしてました56






それにしても雑誌売りのバイを


考えた人は天才だと思う。


つづく

テキヤの手伝いしてました115

私がテキヤの手伝いをしていて


思った事は


私とテキヤの人間とは人種が違うと言う事。



それは国籍が違うと言う事ではなくて


私が初めて出会った人間だと言う事


とにかく私はこういう人間達に初めて


出会った



とくに社長に関しては


私が初めて出会った新しい人種みたいな感じ


だった



とにかく超が付くくらい短気でせっかち


いつも周りの人間達を怒鳴り散らし


態度がデカく


この地球はオレを中心に回っていると


本気で思っているような人間だった



私の人生でもう二度と会う事はないであろう



つづく