最近はテキヤのブログばかり書いているので

映画 男はつらいよのDVDばかり見ている。

改めて、男はつらいよのDVDを見ていると

今の時代だったらおかしな事ばかりと

言う事に気付いてしまう。

まず一つは騒音問題

寅さんの家のすぐ近くにタコ社長の

印刷工場があり、朝から夜遅くまで

騒音を撒き散らしている。

今の時代だったら確実に揉めるし、裁判沙汰

になってもおかしくはない。

あと一つはさくらさんと博さんの

結婚までのくだり。

映画を見ていると、さくらさんの部屋を

博さんが、いつも覗いている

そしてプロポーズの時に博さんが

事細かに、さくらさんの部屋の中での

出来事を言ってプロポーズをしているが

そんなに、さくらさんの部屋の中を見ていた

のかと思うと、ゾッとする。

ただのストーカーではないか。

と、思いながら映画を見ているが

やはり、男はつらいよの映画は面白い。

つづく

私がテキヤの手伝いをしている時に

他県のテキヤの親分と知り合いになった

その親分は

食べ物などのバイの他に

熊手のバイもしていた。

熊手も親分のテキヤ一家のテキヤさんの他に

親分自ら手作りで作っていた。

その親分のテキヤ一家はウチのテキヤ一家

同様、歴史があるテキヤ一家で

その親分もテキヤの世界では有名な親分

だった。

そんな親分なのだが、親分のテキヤ一家の

最大の収入源になる熊手を作る場所は

6畳2間のボロボロの平屋のアパートだった

しかも、そのボロボロのアパートが

親分のテキヤの事務所兼熊手を作る場所と

言う事だった。

先程も書いたが、親分のテキヤ一家は

歴史がある名門一家で親分もとても有名な

親分なのだが、親分が住む家は

普通の一軒家だった。

親分が[テキヤは儲からない]と

愚痴っていたが

いくら歴史があるテキヤ一家の大物親分でも

現実はこんなものだと思うと悲しくなった。

つづく

[テキヤ殺すにゃ刃物はいらぬ雨の三日も

降ればいい]

と言う、テキヤの世界では有名な

セリフがある。

このセリフの意味は

テキヤの商売は空の下で商売をするため

雨が三日も降れば、テキヤは商売ができず

テキヤは自然と自滅していくと言う意味の

言葉だ。

実際、コロナが大流行した時は

祭りが全て中止になった為

テキヤはバイができず

たくさんのテキヤの人達がテキヤを

辞めていったと聞いている

今現在も暴対法が厳しくなったせいで

テキヤの人達はバイができずにいる

今ではテキヤの代わりに

ボランティアの人達が祭りでテキヤの

真似事をしているが

素人のボランティアの人達がテキヤの

真似事をした所で、面白くも何ともない。

所詮は素人。

やはり、祭りの盛り上げ方を知り尽くした

プロのテキヤの人達には勝てるわけがない。

だが、こんな事をブログに書いた所で

これから暴対法ももっと厳しくなって

ヤクザではないのにテキ屋に対する

風当たりも強くなって

長い歴史があるテキヤも消えていく運命

なのであろう。

悲しい事である。

つづく