こんばんは

今日も私がテキヤの手伝いをしていた頃の事を書こうと思います

少しの間ですがお付き合い下さい

今日は唐揚げのバイの話

唐揚げのバイをする時は

祭りの前日から仕込んでおく

大きめなバケツのような入れ物に

鶏肉を入れ、ウチの一家特製のタレを入れて

漬け込んでおく

そして、次の日にトラックに積み込み

バイの現場まで運んで行く。

バイの現場につくと、トラックからおろして

油で、たっぷりとウチの一家特製のタレに

浸かっていた鶏肉を揚げて

お客さんに出す。

と、ここまでは普通の行動だが

一つ問題がある

バイの現場につき唐揚げを作る前

特製のタレに漬け込んだ鶏肉を混ぜる必要

がある。

その時に、素手で混ぜるという点だ

もちろん、私は手を洗ってから混ぜるが

なかには手を洗わずに、そのまま鶏肉の

入った入れ物に手を突っ込み

グチャグチャと鶏肉をかき回し唐揚げを

作ってお客さんにだす。

さすがに私はこんな唐揚げは食べたくはないが

食べている人を見ると

[あ〜あ、食べちゃったよ]

と、いつも心の中でつぶやいていた。

それともう一つ

ウチの一家の唐揚げに使う特製のタレには

たっぷりとニンニクが入っているため

鶏肉をかき混ぜた後

物凄く自分の手がニンニク臭くなる事。

まず、2〜3日は匂いが取れない

そのため、唐揚げのバイをしたあとは

いつも自分の手がニンニク臭い

人がたくさんいる店に行く時もニンニク臭い

コンビニに行く時もニンニク臭い

という、さすがにこれには参った。

つづく