テキヤの手伝いしてました

若い頃テキヤの手伝いをしていた頃の事を書こうと思います

テキヤの手伝いしてました32

こんばんは


今日も私がテキヤの手伝いをしていた頃の事を書こうと思います


少しの間ですかお付き合い下さい



ウチのテキヤ一家の忘年会の旅館の部屋に


案内され部屋に入ったら


知らない人間が、すでに3人いた


[誰だ、この人達は?]


と、佐藤さんに聞いたら


[ウチのテキヤ一家の別の組のテキヤの人]


と、佐藤さんが言った


基本的には同じテキヤ一家だがウチが宗家で


ここにいる人達が分家と佐藤さんが言った


[佐藤さんはこの人達とは知り合いですか? ]


と、佐藤さんにたずねると


[全然、知らない]


と、言う答えが返ってきた


[マジかよ]


と、私は思った


それもそのはずだ、全く知らない人間と同じ部屋で一泊しなければならない


私と佐藤さんはひと通り挨拶を済ませ、同じ部屋にいる3人の男と一言、二言話をした



[·············································。]


だが、それから話が全くなくなってしまった


[················································。]


大の男5人が無言のまま時間だけが過ぎていく


[·················································。]


(あぁ、マジで生き地獄だ)


と、私は心の中でつぶやいた


と、そんな時、私はふと思った


[もしかしたら刑務所の中って、こんな感じなのかな?]と


つづく