テキヤの手伝いしてました

若い頃テキヤの手伝いをしていた頃の事を書こうと思います

テキヤの手伝いしてました2

なんだかんだ言って仕事の初日は緊張するものです

ましてや全くの未知の世界であるテキヤの世界 心臓バクバクで会社まで行きました

私の場合、自分の家から会社まで距離があった為  会社の建物の横にある寮で住み込みで働く事になりました。


自分の家で荷物をまとめ電車に乗って数十分

そこから更にタクシーに乗って数十分

やっとのことで会社に到着するとすでに2人の男が私を待っていました


1人が70代くらいの人、もう1人が体ガッシリした50代くらいの人で私がタクシーから降りると70代くらいの人が

[今日からウチで働く清塚さん?]

[はい、そうです清塚です、よろしくお願いします]

と、私が頭をさげると

[あぁ、よろしくね俺は平井と言います、コッチは佐藤と言います]

と、言うと50代くらいの体がガッシリした筋肉質の男が私に

[佐藤です、よろしく]

と、私に頭を下げた

[じゃあ、今から寮の方を案内するから付いてきて]

と、平井さんが言った

寮といっても会社同様ボロボロで今にも崩れ落ちそうな建物だが寮の中に入ると結構綺麗に整理整頓されていて中も広く部屋もいくつもあって平井さんも佐藤さんもこの寮で暮らしていた

[じゃあ清塚さんはこの部屋ね]

と、平井さんに言われ部屋に入ると6畳位はある部屋に案内された


[へぇ〜、結構広いし住みやすそうな部屋だな]

と、私が言うと

[今日は仕事はしなくていいから、今日の仕事はこの部屋の掃除だな俺たちも手伝うから]

と、平井さんが言った、その後 平井さんと佐藤さんと私の3人で部屋を掃除して仕事初日は終わった。