テキヤの手伝いしてました8
昔、僕が幼稚園に通っていた頃の話
幼稚園が終わると母親と近くの水飴屋さんに行って水飴を買っていた。
割り箸の先に水飴が付いていて割り箸をクネクネ練り回すと水飴の色が変わり僕はずっと水飴をクネクネしていた。
幼稚園のすぐ近くにあった水飴屋さんはお爺さんがやっていて僕とお爺さんは仲が良かったので水飴屋さんに行くとタダで水飴をくれる時もあった。
ただお爺さんは小指が無かった
幼稚園児だった僕は不思議に思い母親にたずねた
[お母さん、水飴屋さんのお爺さんはなんで小指がないの?]
すると母親が
[あのお爺さんはテキヤさんなのよ。]
と、答えた。
あの当時は僕も小さかったので母親の言った事は理解できなかったが今ならよく分かる
それにしても幼稚園のすぐそばでテキヤのバイをしていたとは、今だったら間違いなく子供の親達が許さないだろう。
そう考えるとあの時代、昭和の時代はのんびりしていたなぁ〜と思う。
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